[東京 1日 ロイター] - 南太平洋の島しょ国サモアの五輪委員会は1日、約3週間後に迫る東京五輪について、重量挙げ選手の出場を取りやめる方針を明らかにした。新型コロナウイルスに関連した規制が理由。既に国外にいる他の代表選手は大会に参加するという。
サモア五輪委のパトリック・フェプレアイ委員長はロイターの電話取材に対し、「渡航できないのはサモアにいる重量挙げ選手団だけだ」とし、「サモアはなお非常事態宣言下にあり、ロックダウン(都市封鎖)が行われている」と述べた。
ただ、選手は各国に散らばっているとし、「代表団は派遣する」と語った。